Webライター初心者は何から始める?未経験から仕事を取るまでの7ステップ
「Webライターをやってみたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
そう思って調べ始めると、SEOを勉強したほうがいい、ブログを作ったほうがいい、ポートフォリオが必要、スクールに通ったほうがいいなど、いろいろな情報が出てきます。
調べれば調べるほど、始める前にやることが増えていく。
そして結局、何も始められない。
初心者のうちは、そんな状態になりがちです。
でも、Webライターを始めるために、最初からすべてをそろえる必要はありません。
まずやることは、実際に募集されている案件を見ることです。
- どんな記事を書く人が求められているのか
- 何文字くらい書くのか
- どこまでの作業を担当するのか
仕事の中身を見てから、最低限の準備をして応募する。
この順番で十分です。
私は文字単価0.2円の案件からWebライターを始め、これまでにSEO記事を3,800本以上書いてきました。多い月には70本ほど納品し、大幅に収入が伸びたこともあります。
とはいえ、最初からSEOやWebライティングを理解していたわけではありません。
実際の案件に応募し、書いて、修正されながら覚えてきました。
この記事では、Webライター初心者が最初に何をすればいいのか、未経験から仕事を取るまでの流れを7つのステップで解説します。
「とりあえずやってみようかな」という段階の人でも動けるように、必要な準備をできるだけシンプルにまとめました。
Webライター初心者は、まず案件を見るところから始める

Webライターを始めようと思ったとき、いきなり文章術の本を何冊も読んだり、高額な講座を申し込んだりする必要はありません。
最初にやってほしいのは、クラウドソーシングや求人サイトで、実際のライター案件を見ることです。
まだ応募しなくても構いません。
まずは10件から20件ほど募集を見て、次の項目を確認してみてください。
- どのようなテーマの記事が募集されているか
- 初心者でも応募できるか
- 1記事あたり何文字書くのか
- 構成は用意されているか
- 画像選定や入稿作業があるか
- 納期はどのくらいか
- 報酬はいくらか
- 継続依頼の可能性があるか
案件を見ていると、「Webライターの仕事」が少しずつ具体的になります。
美容、転職、旅行、暮らし、金融、IT、不動産、エンタメなど、募集されているジャンルはさまざまです。
記事を書くことだけを求められる案件もあれば、構成作成、画像選定、WordPressへの入稿まで任される案件もあります。
必要なスキルは、案件によって違います。
だからこそ、何の仕事があるか知らないまま勉強を始めるより、先に案件を見たほうが効率的です。
「この案件に応募するには何が足りないか」がわかれば、勉強する内容も絞れます。
そもそもWebライターはどんな仕事をするのか
Webライターは、Webサイトやオウンドメディアなどに掲載される文章を書く仕事です。
企業の商品やサービスを紹介する記事、検索した人の疑問に答えるSEO記事、取材記事、コラム、ニュース記事など、扱う文章は多岐にわたります。
初心者向けの案件で多いのは、指定されたテーマや構成に沿って本文を書く仕事です。
一般的には次のような流れで作業します。
- 執筆ルールと構成を確認する
- 公的機関や企業サイトなどで情報を調べる
- 見出しに沿って文章を書く
- 誤字脱字や事実関係を確認する
- 指定された方法で納品する
- 必要に応じて修正する
Webライターの仕事は、思いついたことを自由に書く仕事ではありません。
読者が何を知りたいのかを考え、必要な情報を調べ、クライアントの目的に合う形で文章にする仕事です。
文章を書く時間より、情報を調べたり、内容を確認したりする時間のほうが長い案件もあります。
「文章を書くのが好き」だけでなく、「調べることが苦にならない」「細かいルールを確認できる」という人も、Webライターに向いています。
Webライターを始めるために必要なもの
最初に必要なものは、それほど多くありません。
最低限そろえたいのは、次の4つです。
パソコン
本格的にWebライターの仕事をするなら、パソコンは用意したほうがよいでしょう。
高性能なパソコンである必要はありません。
インターネット検索、文章作成、オンラインでのやり取りが問題なくできる一般的なノートパソコンで十分です。
スマートフォンでも案件を探したり、クライアントに返信したりすることはできます。
ただし、複数の資料を見ながら数千文字の記事を書き、文章を修正して納品する作業は、スマートフォンだけではかなり大変です。
まず試してみたい段階なら手元にあるパソコンで始め、仕事が増えてから必要に応じて環境を整えれば問題ありません。
インターネット環境
Webライターは、記事を書く前にさまざまな情報を調べます。
原稿や資料の共有、オンラインでの打ち合わせ、WordPressへの入稿などを行うこともあるため、安定したインターネット環境が必要です。
Googleアカウント
Webライターの案件では、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使うことが増えています。
Googleドキュメントで原稿を書き、スプレッドシートで進捗やキーワードを管理する案件も少なくありません。
無料で作成できるため、仕事用のGoogleアカウントを一つ用意しておくと便利です。
ただし、WordやExcelが必要な案件もまだまだあるので、案件チェックのときに必要なツールも確認しておきましょう。
仕事用のメールアドレス
普段使っているメールアドレスとは別に、仕事用のメールアドレスを作っておくと管理しやすくなります。
名前や屋号を含めた、相手が見ても違和感のないアドレスが無難です。
一方、最初から必須ではないものもあります。
- 有料の文章作成ソフト
- 高額なライタースクール
- WordPressブログ
- 立派なポートフォリオサイト
- 名刺
- 開業届
- 高性能なカメラやマイク
必要になったときに用意すればよいものまで、最初に全部そろえる必要はありません。
まずは仕事に応募できる状態を作ることを優先しましょう。
Webライターが仕事を取るまでの7ステップ

ここからは、未経験から初めての仕事を取るまでの流れを具体的に説明します。
STEP1.実際の案件を10件以上見る
最初のステップは、先ほど説明したとおり、仕事を探せるサイトで募集を見ることです。
初心者が仕事を探しやすい場所には、次のようなものがあります。
- クラウドソーシングサービス
- 求人サイト
- 副業・業務委託案件を扱うサイト
- SNS
- 企業やWebメディアの採用ページ
未経験のうちは、クラウドソーシングサービスが比較的使いやすいでしょう。
「ライティング」「記事作成」などのカテゴリーから、初心者歓迎や未経験可の案件を探せます。
この段階では、報酬の高さだけでなく、どのような仕事が募集されているのかを見ることが目的です。
興味を持った案件は、ブックマークやお気に入りに保存しておきましょう。
STEP2.自分が書けそうなジャンルを決める
次に、自分が書けそうなジャンルを考えます。
専門家である必要はありません。
これまでの仕事、生活、趣味、資格、経験を振り返ると、記事に活かせるものが見つかります。
たとえば、次のような経験です。
- 転職した経験
- 接客や営業の経験
- 事務職で使ってきた知識
- 子育てや介護の経験
- 一人暮らしや引っ越しの経験
- 国内旅行や海外旅行の経験
- コスメやファッションの知識
- ゲームや漫画、音楽などの趣味
- 資格を取得した経験
- 特定の地域に住んでいる経験
「自分には何の専門性もない」と思っている人でも、他の人より詳しく説明できることは何かしらあります。
最初は、詳しいジャンルよりも「調べるのが苦痛ではないジャンル」を選ぶのも一つの方法です。
興味がないテーマを毎回調べ続けるのは、思った以上に疲れます。
好きなことしか書かないという意味ではありませんが、最初の一歩では、自分の経験や興味に近い案件のほうが取り組みやすいでしょう。
STEP3.見本になる記事を1本書く
仕事として書いた実績がない場合は、自分で見本記事を1本作ります。
いわゆるサンプル記事です。
応募した人がどの程度の文章を書けるのか、クライアントは提案文だけでは判断できません。
公開できる記事が一つあるだけでも、文章の書き方や情報のまとめ方を伝えやすくなります。
サンプル記事は、noteや無料ブログ、Googleドキュメントなどで作成できます。
最初から独自ドメインを取得して、WordPressブログを作る必要はありません。
テーマは、応募したい案件に近いものを選びましょう。
旅行記事に応募したいなら、おすすめの旅行先やホテル選びの記事を書く。転職記事に応募したいなら、転職活動で準備したことや求人選びの記事を書く。
ただの日記ではなく、誰かの疑問や悩みに答える記事にすることがポイントです。
サンプル記事には、次の要素を入れてみてください。
- 内容がわかるタイトル
- 読者の悩みを示す導入文
- H2やH3を使った見出し
- 情報の根拠となる参考資料
- 読者が次に取る行動がわかるまとめ
文字数は、2,000字から3,000字程度でも十分です。
長く書くことより、内容を整理して最後まで完成させることを優先しましょう。
STEP4.プロフィールを作る
クラウドソーシングや求人サイトに登録したら、プロフィールを入力します。
クライアントは、文章力だけでなく、安心して仕事を任せられる相手かどうかも見ています。
実績がないからといって、空欄のまま応募するのは避けましょう。
プロフィールには、次の内容を書きます。
- 簡単な経歴
- これまでの仕事や経験
- 得意なジャンル
- 対応できる業務
- 1週間に確保できる作業時間
- 連絡しやすい時間
- 使用できるツール
- サンプル記事
- 仕事への姿勢
実績がない場合は、過去の職歴や経験を具体的に書くことが大切です。
事務職なら、正確に情報を確認する力や納期管理の経験を伝えられます。販売職なら、商品をわかりやすく説明する力や顧客ニーズをくみ取る力を活かせます。
Webライター経験がなくても、これまでの仕事で身につけた力がゼロになるわけではありません。
プロフィールは、以下を参考にまとめてみてください。
はじめまして。〇〇と申します。
現在は会社員として事務職に従事しながら、Webライターとして活動しています。これまで〇年間、資料作成や顧客対応を担当してきました。正確な情報確認と、相手に伝わりやすい文章作成を心がけています。
得意分野は、転職、働き方、暮らしに関するテーマです。Googleドキュメント、Googleスプレッドシートを使用できます。
平日は1日2時間、土日は4時間程度の作業が可能です。ご連絡には原則24時間以内に返信いたします。
サンプル記事:〇〇
納期と執筆ルールを守り、丁寧に対応いたします。よろしくお願いいたします。
自分を大きく見せる必要はありません。
できること、経験したこと、対応できる時間を具体的に書くほうが、相手にも判断してもらいやすくなります。
STEP5.初心者でも取り組みやすい案件を選ぶ
プロフィールとサンプル記事が用意できたら、案件に応募します。
最初の案件では、次のような条件を確認しましょう。
- 初心者や未経験者でも応募できる
- 執筆テーマが理解できる
- 作業内容が明確に書かれている
- 構成やマニュアルが用意されている
- 無理のない納期が設定されている
- テストライティングの条件が明記されている
- 修正回数や作業範囲がわかる
- クライアントの運営情報や過去の評価を確認できる
初心者向けと書かれていても、必ずしも良い案件とは限りません。
「簡単に高収入」「誰でもすぐ稼げる」と強調していたり、仕事内容がわからないまま外部サービスへの登録を求められたりする案件には注意が必要です。
また、テストライティングと称して、完成記事と同じ分量の原稿を何本も無料で書かせる案件も避けたほうがよいでしょう。
低単価案件については、単価だけで良し悪しを決めるのではなく、その仕事から何を得られるかを考えることが大切です。
実績を作れる、丁寧な添削を受けられる、仕事の流れを覚えられるなど、目的があるなら最初の経験になる場合もあります。
ただし、低単価案件は長く居続ける場所ではありません。
受けるなら「何本書いたら次の単価に応募するか」「どのスキルを身につけるか」まで決めておきましょう。
低単価案件は、報酬だけでなく、作業範囲やサポート内容、その仕事から何を得られるのかまで確認して選ぶ必要があります。こちらの記事で判断基準を詳しくまとめているので、低単価案件を受けるかどうか迷っている方は、併せてチェックしてみてください。
STEP6.募集内容に合わせた提案文を送る
応募するときは、プロフィールとは別に提案文を送るケースが多いです。
提案文は、自分の熱意を長々と語る文章ではありません。
「この仕事を任せられそうだ」と思ってもらうための文章です。
次の内容を簡潔にまとめます。
- 募集を読んだことが伝わる一文
- 応募した理由
- テーマに関係する経験
- サンプル記事や過去の実績
- 対応できる作業量
- 納品可能日
- 質問への回答
募集ページに「応募時に回答してください」と書かれた質問がある場合は、必ず順番どおりに回答しましょう。
提案文は、次のような形で作成できます。
はじめまして。Webライターの〇〇と申します。
募集内容を拝見し、これまでの事務職と転職経験を活かせると考え、応募いたしました。
現在は会社員として人事関連の事務を担当しており、求人票の作成や応募者対応にも携わっています。読者が理解しやすいよう、情報を整理して丁寧に執筆いたします。
サンプル記事:〇〇
週に1本から2本の納品が可能です。ご連絡には原則24時間以内に返信いたします。
ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
「初心者ですが、精いっぱい頑張ります」だけでは、仕事を任せる理由になりません。
初心者であることを隠す必要はありませんが、できないことを並べるより、活かせる経験や対応できることを伝えましょう。
また、同じ提案文をすべての案件に送るのではなく、募集内容に合わせて一部を書き換えることも大切です。
STEP7.契約内容を確認して記事を納品する
提案が通ると、テストライティングや面談が行われることがあります。
テストを受ける前には、次の点を確認しましょう。
- テストの報酬
- 執筆する文字数
- 納期
- 合否の連絡時期
- テスト記事の利用範囲
- 本採用後の報酬
- 本採用後の作業内容
条件を確認し、契約や支払いに関する手続きを終えてから作業を始めます。
執筆するときは、自分の書き方より、クライアントから渡されたマニュアルや指示を優先します。
納品前には、最低限次の項目を確認してください。
- 誤字脱字がないか
- 指定された構成に沿っているか
- 表記ルールを守っているか
- 参考にした情報は正しいか
- 他サイトの文章と似すぎていないか
- 指定された文字数を満たしているか
- ファイル名や納品方法が合っているか
できれば、締め切りの直前ではなく、少し余裕を持って納品しましょう。
修正依頼が来たときも、落ち込む必要はありません。
Webライターの仕事では、クライアントの方針に合わせて文章を修正することが多々あります。
指摘された内容を次の記事に活かせば、少しずつ修正も減ってくるはずです。
文章力だけでなく、連絡への返信、納期、修正対応なども、次の仕事につながる大切な要素になります。
フリーランスの仕事では、文章の出来だけでなく、日頃の返信や納期、修正対応の積み重ねも信頼につながります。
普段から積み上げた信頼が、どうしても予定どおりに動けないときに自分を支えてくれることもあります。フリーランスの「信頼残高」について、こちらの記事で実体験を交えて書いています。
初心者ライターが最初の仕事を取れない理由

初めての仕事は、1件応募しただけですぐ決まるとは限りません。
応募しても返事が来ないと、「自分には向いていないのでは」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、仕事が取れない理由は、文章力だけではありません。
応募数が少ない
募集には、自分以外のライターも応募します。
1件や2件採用されなかったからといって、Webライターに向いていないとは判断できません。
最初は複数の案件に応募し、反応を見ながらプロフィールや提案文を改善していきましょう。
ただし、条件を確認せずに手当たり次第応募する必要はありません。
自分の経験を活かせる案件を中心に選ぶことが大切です。
提案文がどの案件でも同じ
募集内容に触れていない提案文は、テンプレートをそのまま送っている印象を与えやすいです。
応募理由や活かせる経験を、案件ごとに少し変えるだけでも伝わり方は変わります。案件ごとに、自分が活かせる経験やスキルがないかを考え、必要に応じて盛り込みましょう。
また、募集ページに質問があるのに回答していない場合は、それだけで選考対象から外れることもあります。
送信前に、必要な情報をすべて書いたか、誤字脱字がないかも確認してください。
書いた文章を見せていない
実績がないことよりも、文章力を判断できる材料が何もないことのほうが問題です。
仕事として書いた記事がなくても、自分で作ったサンプル記事は提示できます。
最初から何本も作る必要はありません。
まず1本完成させて、応募したいジャンルに合わせて少しずつ増やしていきましょう。
自分の経験と関係のない案件ばかり選んでいる
未経験者同士の応募であれば、そのテーマに関係する経験を持っている人のほうが選ばれやすい傾向にあります。
たとえば、子育て記事なら育児経験、転職記事なら転職経験、旅行記事なら現地を訪れた経験をアピールできるでしょう。
最初は、自分の経歴や経験が少しでも活かせる案件を探してみてください。
最初から完璧な条件だけを探している
報酬が高く、作業量が少なく、初心者歓迎で、好きなジャンルを書ける。
そのような案件が見つかれば理想的ですが、すべての条件を満たす仕事は多くありません。
条件ばかり見てしまうと、最初の1件を獲得するまでにかなりの時間がかかってしまいます。
ただし、初心者だからといって、条件の悪い案件を何でも受ける必要もありません。
最初の案件では、「実績」「添削」「継続性」「経験できる作業」のうち、何を得たいのか決めておくと選びやすくなるはずです。
どのくらい勉強してから応募すればいい?
Webライターとして仕事を始める前に、最低限知っておきたいことはあります。
- 結論から伝える
- 一文を必要以上に長くしない
- 見出しごとに内容を整理する
- 信頼できる情報源を確認する
- 他サイトの文章をコピーしない
- 執筆ルールと納期を守る
ただし、すべてを完璧に理解してから応募しようとすると、いつまでたっても仕事を始められません。
基本を学ぶことと、実際の案件を見ることは同時に進めてもOKです。
案件を見て、足りない知識を学び、サンプル記事を書く。
応募して、テストや修正でわからなかったことを調べる。
この繰り返しで、仕事に必要な知識が少しずつ身についていきます。
私自身も、最初からSEOを体系的に理解していたわけではありません。
実際の記事を書きながら、検索する人が何を知りたいのか、どの順番で説明すれば伝わるのかを覚えてきました。
そしてたくさんの案件を受けてきた今でも、勉強することがなくなるわけではありません。
勉強してから仕事をするというより、仕事をしながら勉強を続ける感覚を持つことが大切です。そして、安定して案件をもらえるようになってからも、Webライターとして稼いでいくのなら、勉強を続けていく必要があるでしょう。
AIを使えば初心者でもWebライターになれる?

AIを使えば、タイトル案や見出し案を考えたり、文章の不自然な部分を見つけたりできます。
うまく活用すれば、Webライターの作業を効率化することは可能です。
ただし、AIが作った文章をそのまま納品できるとは限りません。
AIは、事実と異なる内容や、根拠のない説明を出すことがあります。
一見きれいに見えても、読者が知りたいことに答えていなかったり、どの記事にも書かれているような内容になったりすることも多いです。
AIを使う場合は、少なくとも次の点を確認してください。
- クライアントがAIの使用を認めているか
- 記載されている情報は正しいか
- 参考資料を自分で確認したか
- 読者の疑問に答えているか
- 不自然な言い回しが残っていないか
- 他の記事と似た文章になっていないか
- 自分で内容を説明できるか
AIを使えることと、仕事として記事を完成させられることは別です。
これからのWebライターには、AIに文章を作らせる力だけではなく、出てきた文章を判断し、修正する力も必要になります。
AIに全部任せるのではなく、リサーチの補助、構成のたたき台、文章チェックなど、自分が内容を確認できる範囲で使うのがよいでしょう。
AIによって文章作成のハードルは下がりましたが、それだけで低単価案件を受け続けてもよいとは限りません。
AI時代の初心者ライターが、低単価案件とどう向き合うべきかについては、こちらの記事で私自身の経験も踏まえて詳しく書いています。
1週間で初応募するための進め方
何から手をつけるか迷う人は、まず1週間で初応募することを目標にしてみてください。
初めての仕事を1週間で取るという意味ではありません。
応募できる状態を作り、実際に一歩動くことが目標です。
1日目:案件を10件から20件見る
クラウドソーシングや求人サイトを開き、どのようなライター案件があるか確認します。
興味を持った案件を3件ほど保存してください。
2日目:書けそうなジャンルを決める
仕事、生活、趣味、資格などから、自分が比較的書きやすいテーマを一つ選びます。
応募したい案件に近いテーマを選ぶのがおすすめです。
3日目:サンプル記事の構成を作る
タイトルと見出しを考え、各見出しで何を書くか簡単に整理します。
最初から文章を書き始めるより、構成を決めてから書いたほうが内容をまとめやすくなります。
4日目:サンプル記事を完成させる
2,000字から3,000字程度を目安に記事を書き、誤字脱字や情報の正しさを確認します。
noteやGoogleドキュメントなど、相手が読める形で共有できるようにしましょう。
5日目:プロフィールと提案文を作る
これまでの経歴、得意なジャンル、作業時間、サンプル記事をプロフィールに記載します。
応募したい案件に合わせた提案文も作りましょう。
6日目:案件に応募する
条件を確認し、自分の経験を活かせそうな案件に応募します。
一度送ったら終わりではなく、送信した提案文を保存しておくと、次回の改善に使えます。
7日目:振り返って次の案件を探す
プロフィールや提案文に不足がないか確認し、次の案件を探します。
すぐに返事が来なくても、応募を止める必要はありません。
条件の合う案件を探しながら、サンプル記事や提案文を少しずつ改善していきましょう。
Webライター初心者によくある質問
Webライターになるために資格は必要?
Webライターとして働くために、必須となる資格はありません。
ただし、資格や職歴、実務経験がある分野では、その知識を記事に活かせます。
資格を取ってから始めるのではなく、すでに持っている経験をどう活かせるか考えてみましょう。
文章を書くのが得意でなくても始められる?
小説のような美しい文章を書く必要はありません。
Web記事では、読者が知りたいことを、わかりやすい順番で説明する力が求められます。
短い文章で結論を伝え、必要な情報を整理する練習から始めれば問題ありません。
ブログを作らないと仕事は取れない?
必ずしもブログは必要ありません。
noteやGoogleドキュメントで作ったサンプル記事でも、文章力を伝える材料になります。
今後、継続的に発信したい、自分のメディアを育てたい、WordPressの操作を覚えたい場合は、ブログを作る意味があります。
ただ、最初の仕事に応募するためだけなら、ブログ作りに何週間もかける必要はありません。
スマートフォンだけでも始められる?
案件を探したり、短い文章を書いたりすることはできます。
ただし、長文記事の作成、複数サイトのリサーチ、文章の修正、表や画像の挿入などを考えると、スマートフォンで案件を受けるのはおすすめできません。
副業でもWebライターになれる?
本業の仕事が終わったあとや、休日に作業できる案件は多いです。
ただし、応募前に、納期までに作業時間を確保できるか確認してください。
最初は短めの記事や、納期に余裕がある案件から始めると、無理のない作業量を把握できます。
実績がなくても仕事は取れる?
実績がない初心者を募集している案件もあります。
ただし、何も見せられない状態より、自分で作ったサンプル記事があるほうが、文章力を判断してもらいやすくなります。
実績がないことを悩み続けるより、まず1本書いて公開することが、最初の実績づくりになります。
まとめ:準備を完璧にするより、まず仕事を見てみよう
Webライター初心者が最初にやることは、スクールを探すことでも、立派なブログを作ることでもありません。
まず、実際に募集されている案件を見てください。
そのうえで、次の順番で進めます。
- 実際の案件を見る
- 書けそうなジャンルを決める
- サンプル記事を1本作る
- プロフィールを整える
- 初心者向けの案件を選ぶ
- 募集内容に合った提案文を送る
- 条件を確認して記事を納品する
最初から文章が完璧な人はいません。
SEOも、WordPressも、クライアントとのやり取りも、仕事をしながら少しずつ覚えていくものです。
もちろん、条件の悪い案件を何でも受ければいいわけではありません。
仕事内容や報酬、テストの条件を確認し、その案件から何を得られるか考える必要があります。
それでも、ずっと勉強だけを続けていては、仕事の流れはわかりません。
案件を見る。
1本書く。
プロフィールを作る。
応募してみる。
まずは、そこまで進めてみてください。
Webライターになれるかどうか迷っている場合は、実際に一度書いてみて考えるのもよいでしょう。実際に取り組みながら、自分に適した仕事かどうかを検討してみるのがおすすめです。
